女性ホルモンと歯周病の深い関係
[2020.04.07]
実は女性のほうが歯周病に悩む機会が多いそうです。
最近の研究で、歯周病の悪化には、女性ホルモンの関与が大きいことが分かっています。女性ホルモンには、ある特定の歯周病菌の増殖を促したり、歯周組織の炎症を悪化させたりする作用があるのです。
女性ホルモンの分泌はライフステージによって変化します。女性の場合、単に加齢によるものだけではなく、ホルモンバランスが大きく変化するために歯周病になりやすい時期がいくつか訪れます。
思春期と妊娠・出産、そして更年期の大きく3つあります。また、普段の月経周期でもホルモンバランスは変化するため、生理前に歯茎が腫れたりする人もいます。
こういった女性特有の歯周病のリスクを理解して、適切なケアをすることが大切になってきます。
定期的な検診で小さな変化に気づき、対処していきましょう。