メニュー

テレビで放送 非歯原性歯痛(筋・筋膜性歯痛)

[2021.02.04]

非歯原性歯痛(筋・筋膜性歯痛)

テレビで放送された

「歯が原因ではない歯の痛みの謎」について少しですが紹介したいと思います。

放送の内容は、原因が分からず5本も抜歯をされてしまったとのこと。

結局、筋肉の凝りによる痛みで、歯を抜く必要はなかったというなんとも悲しいお話でした。

この放送の歯の痛みは非歯原性歯痛の筋・筋膜性歯痛というものではないかなと思います。

非歯原性歯痛には複数の種類がありますが筋・筋膜性歯痛は顎を動かす筋肉に痛みを生じる場所があり、それを歯の痛みとして感じることで生じる簡単に言えば「筋肉痛からくる歯痛」です。

痛みの発生源(トリガーポイント)を刺激した時に歯痛が再現されれば、筋・筋膜性歯痛と考えられます。

 

筋・筋膜性歯痛の原因としては顎を動かす筋肉(咀嚼筋)が慢性的に疲労すると、筋肉の中に“しこり”ができ、痛みの発生源(トリガーポイント)となると言われています。場合によっては首や肩の筋肉に関連して歯痛が生じることもありますので、専門家にご相談なさることをお薦めします。

 

テレビでの筋肉の痛みもそうですが、食いしばり、歯ぎしりは悪影響を及ぼすことがあり、顎関節症やなかなか治らない歯周病、大きな虫歯ができやすいのもこれらが関与している部分もあります。

筋肉をリラックスさせてあげることや、かみ合わせのバランスを整えることは非常に大事なことだと言えます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME