メニュー

小児歯科

◆目次◆

小児矯正

しのざき歯科クリニックでは、お子さんの歯並びをきれいにしたり顎の成長を促すことで、正しい呼吸や姿勢に導くことにより、健やかな発育のお手伝いをしたいと考えています。
勿論、全てのお子さんに可能なわけではないですが、できるだけ歯を抜かない矯正を目指しています。

料金

装置費用:40,000円~700,000円(税別)
調整費用:毎月2,000円程度

3歳~12歳のお子様をお持ちの親御様へ

お母様、お父様に知っていただきたい、鼻呼吸の大切さについて

皆様、突然ですが、クイズです。
人間に一番必要なものは何だと思いますか?
私は酸素だと思います。

水や食料は一時間くらい我慢できたとしても、酸素はそういうわけにはいきません。
そういったわけで、酸素を取り込むための呼吸は人間にとってとても大切な行動なのです。

人間は他の哺乳類と違い、鼻からだけでなく口からも呼吸することができます。
これは言葉をしゃべるために人体の構造が変化したためと考えられます。
つまり、人間は鼻と口の両方から呼吸できますが、チンパンジーは口からの呼吸ができないのです。

 

ここで2つ目のクイズです。
人間にはあってチンパンジーにはない病気が何かわかりますか?

答えは、喘息扁桃腺炎など呼吸器系の疾患です。

これは前述の通り、チンパンジーは鼻からしか呼吸できないことに関係しています。鼻から吸い込んだ空気は鼻毛や鼻の粘膜などできれいに浄化されて体内に取り込まれるため、アレルギー性の物質や炎症性の物質をシャットアウトします。一方、口呼吸の場合にはそのような機能がなく、有害物質を体内に多く取り込んでしまうことになります。

ちなみに喘息の有病率全人口の4%北京五輪選手は12%(なんと3倍!)というデータがあります。(チンパンジーは0%)

これは大気汚染のひどい北京の空気の中、激しい運動をする際に口呼吸してしまったため、喘息になってしまったのではないかと考えられています。

 

口呼吸が原因として考えられる病気は、喘息・リウマチ・バセドウ病・アレルギー性症状・扁桃炎・アトピー・糖尿病・無呼吸症候群・IgA腎症等が挙げられます。
歯科であれば、歯周病・不正咬合・歯並び等に影響しています。
自分は鼻で呼吸しているから大丈夫、耳鼻科ではそんなこと言われたことないという方!
安心してください!

残念ながらほとんどの方が口呼吸です。
というのも、みなさん機能的に鼻で呼吸できないわけではなく、習慣的にしていない方がほとんどだからです。

 

だから、「鼻で呼吸してください。」と耳鼻科で言われればその時はできるはずです。
しかし実際は、鼻から吸うより口から呼吸するほうがはるかに楽なので習慣性の口呼吸になっている方がほとんどなのです。

右利きの方で左手で字を書いたりお箸を使ったりできる人は多いと思いますが、それを日常的に行っている人はほとんどいないでしょう。
なぜなら、利き手を使う方が楽だからです。

呼吸も同じく、楽な方法を使ってしまうのです。
なるべく鼻で呼吸をするように意識しましょう。

口呼吸

本来、人間は鼻で呼吸を行います。
鼻からの空気では足りなくなったときに口からの空気を利用します。母乳の時の赤ちゃんはすべて鼻呼吸で行っています。徐々に口呼吸を覚えていき、鼻炎や癖などで口呼吸する割合が高まってくると、口呼吸の方が空気の量も多く取り込めるため、鼻呼吸より口呼吸が中心となってしまいます。

セルフチェック やってみよう!

  • 気が付くといつも口が開いている
  • 鼻が詰まりやすい
  • 口が乾きやすい
  • イビキをかきやすい
  • 口を閉じると苦しく感じる
  • 風邪をひきやすい

1つでも✔がある人は口呼吸の可能性があります!

やってみよう!口を30秒閉じられますか?

  1. 問題なし
  2. 呼吸困難を伴い、かなり苦労
  3. 呼吸持続不可
  • 2,3は咽頭、鼻を治す必要があるため耳鼻科の受診をおすすめします。
  • 1の人も習慣性口呼吸と考えるべきです。
    訓練・体操次第で自然に鼻呼吸するようになれます。

鼻呼吸に変える方法

  • 鼻炎等で100%口呼吸の場合は耳鼻科に行く
  • 寝るときに唇にテープを貼る
  • 多少苦しくても鼻で呼吸し、鼻の機能を活性化させる
  • 口呼吸と出っ歯を改善するマウスピース矯正
    →(プレオルソ
  • 緩んだ口の周りの筋肉をトレーニングする
    →(あいうべ体操
  • 上あごと鼻腔を拡げ鼻の通りを良くする拡大床

この中でもしのざき歯科クリニックではあいうべ体操口テーププレオルソの3つに力を入れています。

あいうべ体操

あいうべ体操をがんばることで、舌を正しい位置にし、健康なからだづくりをしましょう。

口テープ

夜間、寝ているときは無意識のうちに口が開いてしまうため、このように口にテープを貼り、口呼吸を予防します。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME