お口で息していませんか?①
お口で息していませんか?①
☆口呼吸のデメリット☆
sお子さんのうちはかわいく見えますが、大きくなってもお口が開いているのは要注意です
お口が開いてしまう原因として最も多いのが「口呼吸」によるものです
最近は口呼吸をする子供の割合が増えてきているといわれていますが、実はとても危険な事なのです
☆口呼吸のデメリット☆
・虫歯、歯周病になりやすく、口臭もきつくなる
口呼吸によってお口の中が乾燥すると唾液の分泌が減ってしまいます
歯は唾液に含まれる成分によって再石灰化し、初期の虫歯を修復しているのですが、唾液が減るとこの働きも弱まり、虫歯になりやすくなってしまいます。
唾液の量が減ると、唾液の殺菌作用によって洗い流されていた細菌が繁殖しやすくなり、歯周病にもなりやすくなります
また、細菌が増えることで口臭もきつくなります
・出っ歯になりやすい
口呼吸をしていると上あごの成長に影響が出てしまいます
通常、お口を閉じている状態では舌が上あごにくっついており、この舌の力によって上あごが広げられ、発育していきます
しかし、口呼吸によりお口が開いていると、舌が常に下にある状態なので上あごを広げる力が働きません
上あごが正常に広がらないと、歯が生えるスペースが確保できずに前に飛び出し、出っ歯になってしまうのです
・顔にゆがみが発生しやすい
口呼吸のひとは唇に力が入らないため、お口周りの筋肉がどんどん低下してしまいます
そのため、ほほや口元のたるみ、お口の筋肉とつながっているお顔全体の筋肉にも影響し、目元まで垂れ下がってしまいます
・風邪やインフルエンザなどに感染しやすい
鼻で息をしている人は、空気中のウイルスを吸い込んでも鼻毛や鼻水がフィルターとして機能し、半分以上のウイルスや細菌を防ぐことができるといわれています
また鼻の中で空気の温度や湿度を調整できますが、口呼吸の人はウイルスがダイレクトに体内に入り、冷たく乾燥した空気でのど肺をいため、風邪、インフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。